メールでよく使われる「表題の件」や「標題の件」「掲題の件」の意味の違いってあるの?

投稿日 : 2014年6月9日  タグ : |

「表題」「標題」「掲題」。これらはメールのタイトルを指す言葉で、ビジネスメールなど固い内容の文面でよく使われている。例えば、「表題の件について、ご相談させていだたきたく……」といった言い回しで、メールのタイトルに書かれた内容をそのまま受けて、本文を続けて行く際に使われる。
本文中でタイトルに書いた内容を繰り返さなくてよいため、非常に使い勝手がいいのだが、それぞれ微妙にニュアンスが異なるのに注意。「表題」は全体を総括する大きなくくりりのタイトルで、言わば書籍名や雑誌名に当る部分だ。「標題」はそれより小さなまとまりのタイトルで、各章の見出しといった意味を持つ。メールの見出しがどちらに該当するのかは判断の分かれるところ。
なお、「掲題」はその字の通り「掲」げられた「題」だが、国語辞典によっては掲載されていないこともあり、「表題」「標題」ほど認められた語ではない。
どれを使っても、明確な間違いということはないので、組織の慣例や前任者の記法を踏襲するのが最も無難だろう。

■ 「表題」「標題」「掲題」はどれを使ってもビジネスマナー的に問題なし

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「表題の件について」の「表題」は「表」の「題」。つまり紙メディアであれば表紙に記載されるような大きなタイトルを意味する。1本のメールを独立した1つのメディアとみなすなら、この表記となる

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「標題の件について」の「標題」は、大きなタイトルの下にある一連の章の見出しといったニュアンス。多数送られてくるメール、その1つ1つのタイトルを「章の見出し」と捉えるなら、この表記

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「掲題の件について」は、その字面のごとく「掲げられた題について」。そのメール自身のタイトルを指すという意味では、もっとも分かりやすいが、上の2つの表記ほとは一般的ではなく造語に近い





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